2006年12月12日

「硫黄島からの手紙」

またもやネタバレあり;;;かな?

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見てきました。
泣けました・・・。しかし、ひととまたまた泣きどころが違ったかも;;;
戦争映画ではあるのですが・・・
ポイントは戦争を通して見えてくる、「人間」だと思いました。
「戦争」や「イデオロギー的なもの」を見に行くとはずすかもしれないです。

栗林中将の人となりにとても惹かれてしまい・・・
この人について知りたくなりました。
幸い、この映画の下敷きになった記録本も出ているようです。
陸軍将校にしてはリベラルで、紳士的で、家族思いで、
とても合理的な考え方を持った人だったみたい。
(だから陸軍の主流派と合わずに、激戦地に送られたんだろうと思いました)
無駄死にを徹底的に嫌い、持久戦に持ち込む将官。
本土爆撃を一日でも先延ばしにするために、
できるだけ長く、自決せずに硫黄島に留まろうとします。
渡辺謙さんが好演していました。(T_T)

この時代にして、あんな言葉遣いの、あんな思想の兵隊がいるのか?!
・・・と、槍玉に上がりそうな(^_^;)、二宮和也君演じる西郷。
今までの日本のドラマや映画のいわゆる「兵隊」とは、全くもって違う。
それがアメリカ人の見方なのかもしれないし、
今まであまりにも「日本の兵隊像」に固執していた、我々の妄執を解き放つものなのかもしれません。
中にはああいう兵隊もいたのかもしれない・・・笑。
兵隊といえば紋切り型にああいうイメージ・・・ってわけでもないでしょう。
二宮君も好演だったと思います。渡辺謙よりも・・・主役ですね(^_^;)。
ちょっと設定としては若すぎたかもしれないですが。
少年兵・・・というイメージになってしまいました。

ほか、名前だけは聞いていたバロン西を演じた伊原さん、獅童君、加瀬亮君・・・
役者もよかったし、キャラクターが立っていました。
それぞれの立場から、激戦を見つめる目。
生や死に向かう姿勢、葛藤・・・そこには出口はないのですが・・・。

また、これを作ったのがアメリカだということ。
「靖国で会おう!」という台詞は、今の日本映画には書けないものですよね。
それを潔く?それもアメリカ側が描いてしまえるところが・・・複雑な気持ちでした。
「我々の死が今後の日本の未来に礎になる・・・」様な台詞があって・・・
(覚えてないんですけれどもそういうニュアンスでした)
なんだか哀しくなりました。ここでとにかく大泣きしました(T_T)。
日本は・・・いや自分は、
彼らの死の上にちゃんと立てているでしょうか?
近代史もろくすっぽ教えない・・・そういう教育になってしまっているし。

色々なご意見もおありかと思いますし、
どう見るか、どこを見るかによって、感想もかなり違ってくると思います。
私は「人間の強さと弱さ」を見ました。
そして、「星条旗」よりもこちらの方がいいと思いました。
posted by YOSHI-CO at 22:15| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
見に行きます!!
Posted by YUMAMA at 2006年12月12日 22:44
★YUMAMAさん

ぜひ!
いろいろな見方ができそうですよ。
エンドロールで席を立つ人が少なかったです。
普通の映画だったら半分以上は席を立っちゃうのに・・・;;;
Posted by YOSHI-CO at 2006年12月12日 23:36
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