2006年10月06日

「詭弁論理学」

「詭弁論理学」 野崎昭弘
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論理学をまともに学習したことはないけれど、
筋道立てて、あれこれ考えるのは好き。
数学も関数や微分積分はわからなくても、証明問題は好きだったもん。

それほど堅苦しくなく、どうやって詭弁や強弁を弄する人に向かい合うか?
クイズも織り交ぜて楽しく説明。
強く物事を言い張る人が、もちろん絶対だとは限らず、
もしかして、どこかに破綻やほころびがあるかも???
そういう人に勝とう!と言う趣旨ではなく、
破綻やほころびに気がついて、楽しんでしまおう・・・のようなスタンスが、
とっても面白い。

強い口調の人に対して、
うまく主張ができない、反論ができない私にも、
なんだか楽しめてしまいそうな論理学入門書。


ひどい雨降り。風も強く、傘の骨が曲がってしまった・・・汗。
秋晴れの日はなかなか来ない、最近の横浜です。
低気圧のせいか、頭痛もするし、いや〜な一日。

今日は「メトロに乗って」を読もう・・・
浅田次郎に思いっきり泣かせてもらおう(笑)。


娘、今日で前期終わり。
期待していた成績だったけれど、1年のときより下がってしまって、
ショックを受けてました;;;
後期からは高校入試の内申に直接関わってくるので、
よりシビアになるよね;;;
ま、ここで下がって、奮起の材料になってくれればいいと思って・・・。
posted by YOSHI-CO at 19:42| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月03日

「重力ピエロ」

「重力ピエロ」伊坂幸太郎
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これまたひきつけられてしまいました。
陽気なギャング、オーデュボン、死神の精度、ラッシュライフ・・・
・・・と読み進めてきて、またこれは趣がちょっと違うような。
解説の北上さんも仰っていましたが、
スタイリッシュ・・・というより、兄弟や家族の絆のような、
重いものがテーマになっているし。

母親がレイプされることによって、生を授かった「春」。
違う人が書いたら、もっとジメジメとしたウェットな作品になりそうなものを、
さらっと書いていて、そのさらっと具合が妙に哀しくて・・・。
伊坂さんはいつもそんな感じだと思います。
遺伝子配列をもとにした謎解き。
そして、自分の遺伝子を否定する春。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」と言う台詞が、
残ります。
相変わらず登場人物のキャラが立っていますし、
いつも音楽が鳴っています。


今日はPTA広報の定例会議。
12月に出す広報誌は我々の担当なので、
そろそろ内容や分担をつめ始める。
アンケートを部活やクラスに依頼。


サッカーのブログ、ちょっと更新頻度が低くなるかもしれません。
mixiにいたっては、ほとんど手付かず;;;
posted by YOSHI-CO at 22:10| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月05日

低体温日記(笑)

もうね〜体温34度台は勘弁していただきたいのだけれども、
今日も体温が34.4℃。
何か食べたりしてちょっと上がって35℃代前半。
・・・で、落ち着くとまた34℃台(T_T)。

さすがに低体温の日はきついです。
人と会ったりして、楽しく過ごせばかなり気が紛れるんだけれども、
(今日の午後はPTAの会議があったので、気が紛れた!)
家にいて、座って本読んだり、ビデオを見たりしていると、
もうだんだん気力も失せてしまって、
身体が動かなくなってくるのがわかるんだなあ。
低体温は免疫力も下がるらしいので、体温上げなくっちゃ!!(-_-;)
でも、どうやって上げたらいいんだろう???


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「そして中国の崩壊が始まる」井沢元彦 マンガ波多野秀行


「嫌韓流」の中国版のような感じでストーリーは進んでいきます。
農民反乱地域への核爆弾の発射・・・というショッキングな仮想から始まり、
マンガの大きなコマで、ど〜んと象徴的な台詞を言ってしまうところや、
こいつらがこんなことを言ってる!悪者だ〜のように、政治家などの写真をデカデカと掲載してしまうところが、
ちょっとトンデモ本っぽさをかもし出してしまうのですが、
あながち嘘でもなさそうなところが、また怖いです;;;

公害の問題もこの前NHKの特集で見ましたし、
(公害を減らすプロジェクトを、他の先進国と組んであれこれやってるみたいだけど)
中国産の野菜も海産物も、かなり恐ろしいぞ;;;と思ってしまいます。
はあ・・・恐るべき中華思想。
そしてダブルスタンダード?!
もう一冊中国関連の本を買ってあるので、続けて読んでみようと思います。
posted by YOSHI-CO at 22:11| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月27日

「ゆれる」、「ツレがうつになりまして。」

なんだかここ数年、旅行もせず、
大きな旅行鞄を持った人を見るにつけ、
いいなあ・・・と思うばかり(^_^;)。
TSUTAYAに上高地(←かなり好きなところ)のDVDが置いてあったから、
しょうがないからこれでも見て、行った気になろうかしら・・・。
侘しいのう・・・。


「ゆれる」 西川美和

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映画のノベライズ。(原作は映画。監督が自ら小説化してます。)
とてもナイーブなお話しでした。
故郷のつり橋で起きた事件をきっかけに、兄弟や家族の間の葛藤を描いているのですが、
今まで心にしまいこんできたきた思い、屈折、諦め、逃げ・・・
信じる、裏切る、奪う、許す・・・「ゆれる」のHPには、
この4つのことばの対比がありましたけど・・・。
兄弟の間というだけあって、痛いし、哀しい。

いろいろな登場人物の目線から、独白と言う形で章が構成されているのがまた面白いです。
物語の動き自体は地味なのですが(しかし、最後まで何が真実なのか、煙に巻かれ続けます)、
心の中の葛藤の表現がとにかくいい・・・!!

やっぱり先に映画ありき・・・な感じかな。
絵が浮かぶもの・・・。
主演はオダギリジョーだし、見に行く機会があるといいなあ。


「ツレがうつになりまして」 細川貂々

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いや、べつにうちのオットが「うつ」になったわけじゃないんですが、
かえって私が危ないかもと思い(^_^;)、読んでみました。
マンガなんです。
しかし、「うつ」ってこういう症状(まあ、これだけじゃないとは思うんですけど)なんだ!
・・・と言うことが、わかりやすく書いてあるし、
細川家はどうやって「うつ」の期間を暮らしていたか・・・と言うことが書いてあって、
参考にもなります。
・・・とはいえ、そんな感動するような、教科書どおり!のような内容ではなく、
夫婦の日常にありそうなタッチで進められているところがいいかな?

精神的に強いと思っていた人が、ある日突然・・・と言うこともあるみたいです。
こういうご時世、知っておいてもいいかなと思って。
posted by YOSHI-CO at 21:07| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月22日

「ラッシュライフ」伊坂幸太郎

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またやられてしまった・・・笑。
よくできてる〜!と思わずにはいられない。
ミステリーなのか?
はたまた純文学なのか?

別々に進行する5つのストーリーが、みなどこかで交錯しあっている。
人生なんて、こんなものかもしれない。
ひとつの小さな出会いとハプニングが、
そのひとの今後を大きく左右したりもする。
カオス理論? 
一期一会?

巡り巡って、何かを得て、失くして、
スタート地点に戻ってくる登場人物たち。
どんどん出来上がっていくジグソーパズル。
どんどん線になっていく、点と点。

最後にはまるピースに、希望を感じられてほんとうによかった・・・。


「靖国問題」高橋哲哉を読み始めたけれど、
最初から「え?」ってな感じで、最後まで投げずに読めるかどうか;;;
まだ入り口だけなので、頑張りま〜す。


「ハチクロ」9巻まで読みました。
どうしてこんなに泣ける話なんだ;;;
切なすぎます(T_T)。
なにかこう、懐かしい気持ちになれますね〜。
自分も不器用なことばかりしていたので;;;

・・・かと思えば、声出して笑ってしまう箇所もいっぱいで;;;
続きが気になります。とっても。
posted by YOSHI-CO at 20:45| ☔| Comment(4) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月15日

「イン・ザ・プール」奥田英朗

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奥田氏の本を初めて読みました。
これは、シリーズものの短編集。
総合病院で精神科の医師を勤める伊良部のもとに来る患者と、
自分自身もちょっとおかしい(笑)伊良部医師との、
かなりシュールなやりとり。
彼は名医なのか、ただの変人(変態?)なのか・・・笑・・・というところが、
本当に紙一重で面白いんですが、
彼の一見奇妙に見える行動も、鋭く的を得ているところが、面白いんですよね。

ん〜〜、これ読んでいて、自分も強迫神経症かも・・・と思ってしまいました。
(最後の症例ですね)
外出するときの不安とか、車の運転が怖いとか、全くこの人の症状と同じですよ;;;
まずいなあ・・・やっぱりどこか神経を病んでるかも;;;(-_-;)
私も伊良部医師のところに行きたいなあ・・・。
でも毎回注射は嫌だなあ;;;笑。(伊良部医師は注射フェチ;;;)

かなり面白かったです!!
posted by YOSHI-CO at 22:22| ☔| Comment(2) | TrackBack(3) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月03日

「戦争を知らない人のための靖国問題」上坂冬子

靖国神社とは?・・・から始まって、
東京裁判、戦犯である彼らが戦犯刑死→法務死となったこと、
戦犯靖国合祀へのいきさつ、サンフランシスコ平和条約25条について・・・
まだまだ知らないことがたくさんあるなあと思う。

知らない?
知らされてない?

他国の顔色伺いはともかくとして(サンフランシスコ平和条約に署名していない国=ex.中国、韓国・・・は、この条約に関して言及する権限がないことになっている)
日本としてはどういう立場をとるのか、
それを踏まえたうえで、近隣諸国とどのような新たな関係を築いていけばいいのか、
・・・が考える順序じゃないのかなあと思う。
国としての方針が決まらないから、いつも対応がぶれる。
・・・って、宗教や、遺族の気持ちなども間に入るから、
そうそう易々と決まることではないのだけれども・・・。

今度は左に立ってるひと(笑)の靖国談義を読んでみようっと。
posted by YOSHI-CO at 23:04| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月30日

「オーデュボンの祈り」 伊坂幸太郎

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ダメです。
私、完全にこのひとにハマってしまいました。
面白すぎる・・・。

舞台は荻島。未だに鎖国をしている国。
ここがまさに、ワンダーランドなのです。
未来を見通すことができ、思考をし、喋る案山子”優午”。
殺人を許されている”桜”。
真実と反対のことしか言わない画家”園山”。
リョコウバトを愛する”田中”。
病人の手を握ってあげることが仕事の”百合”。
唯一、島と本土を行き来する”轟”。
横になって心臓の音を聞いて遊ぶ少女”若葉”。

絶対あり得ない・・・あり得ないけれど、
小説を通して、ものすごい人間味を感じ続けられます。
優しさと、ドロドロの悪意と、慈愛と・・・さまざまな心を持った人が登場して、
その人々が、”日常”を暮らしていくのですが、
異邦人である主人公(一番印象が薄い・・・笑)にしたら、それは”非日常”・・・。
そのギャップに戸惑いながら、裏は表で、表は裏で・・・と、
どこかでつじつまがあっていくのを見るのが楽しかったです。
「ああ、よかった。」と安心できる部分があって・・・。

優午と田中の関わり方がすごく好きでした。ちょっと哀しかったけれど。

伊坂氏の小説には、「音楽」が鳴っています・・・笑。
そしてどことなく、彼が書くほかの小説とリンクしていて、
そのリンクを見つけたときの、ちょっとした喜び・・・これがいいんですよね。
次は「ラッシュライフ」いきます!!(笑)
posted by YOSHI-CO at 20:56| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月19日

「死神の精度」伊坂幸太郎

まず、タイトルから惹かれる・・・
死神はわかるけれど、「精度」って???

死神を巡る、6つの短編集。
どれも少しずつリンクしているところが、相変わらず心憎い。

人間界をあまりよく知らない、死神の立ち居振る舞いや言動は、
本当に面白く描かれているし、
人間の揺れる感情を、第三者的に見つめ、
結局のところ、わかってるのかわかっていないのか、
よくわからないリアクションを示す死神・・・苦笑。
死を与えるべきか否かの見定め方が、結局よくわからなかったけれど、
(そこが精度の悪さ?!)
死神の向こうにいる、人と人との結びつきの描き方は、
素敵だなあと思う。

本当に楽しく読める・・・!
posted by YOSHI-CO at 22:53| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

「陽気なギャングの日常と襲撃」「号泣する準備はできていた」

「陽気なギャングの日常と襲撃」 伊坂幸太郎

相変わらずテンポのいい楽しい小説。
一作目の「陽気なギャングが地球を回す」の続編で、
あのひとくせもふたくせもある強盗たちが、また帰ってきます。

会話の妙と、
それぞれのエピソードのリンクが心憎いほど。

文句なく楽しい!!と思えるおはなし。


「号泣する準備はできていた」 江國香織

短編集。
ちょっと倦んだ女性の日常いくつか。
違う話であって、でもなんとなく短編同士がなんとなく同じ方向を向いているような感じがする。

恋に落ちるということは、帰る場所を失うということなのだった

なんとも、残る文章です。

私はこれで自由になった、と感じた。
自由とは、それ以上失うもののない孤独な状態のことだ。


これも・・・。

だんだん年齢を経るにしたがって、
得るものより、失うものの方が多くなってきている・・・ということに、
自分の実感を重ねあわせました。
登場人物と私とは、境遇はいろいろ違うけれども、
もしそういうシチュエーションに遭遇したら・・・同じように考えるんじゃないか???
そんな風に共感してしまいました。
結婚って、やっぱり難しいものなんだな・・・。
結婚によって、何か奪われるものがある・・・と、解説の光野桃さんが書いているけれど、
わかるような気がする。

「こまつま」「洋一も来られればよかったのにね」が自分では好き。
また、「どこでもない場所」は、
サッカーブログの皆さんとの対話を、なんとなく想像してしまいました。
自分の日常とは、ちょっと切り離されたところにいられる場所・・・みたいで。

ちょっとよく分からないシチュエーションのものもあったけれど、
いろいろ考えてしまいました。
posted by YOSHI-CO at 20:56| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

「オシムの言葉」木村元彦 ほか

祖国の分断・・・それは一体どれほどの不安と悲しみを生むものなんだろうな。
今の日本に住む限り、ちょっと想像を絶する・・・
旧ユーゴスラビア代表監督をやっているときの話に、涙しそうになる。

ブログのお仲間のjenio10さんの好きな、サビチェビッチとの接点が・・・笑。

対マスコミ・・・という点では、すごいなといった感じ。
マスコミにも、物事の是非を問いかけられそうな監督。
「行間を読め!」と言ってみたり、逆に記者に質問を返したりして・・・
モウリーニョもそんなことをしていたけれど、
挑発的な彼とは、またちょっと違う感じ。もうちょっと重み・・・。
年齢分? 抱えてきた荷物の大きさの分?

とにかく走れ!という。
走れない選手は使わない。
失敗して、叱責しても、その選手を使い続ける。

「ミスをした選手を使わないと、彼らは怖がってリスクを冒さなくなってしまう。」

厳しく、容赦なく、
しかしながら選手たちをしっかり見ていて、
誰一人として特別扱いをしない。
システムより、選手ありき。

この人が、本当に代表監督になってくれるのかな?
ちょっと面白くなるかも・・・笑。


明日は元所属の横浜楽友協会の演奏会のお手伝い。
受付嬢、受付婆をやります(爆)。
40過ぎのおばはんに受付仕事を依頼せんでも・・・(^_^;)。
posted by YOSHI-CO at 22:36| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

「デスノート」12巻&「いわゆるA級戦犯」ほか

デスノート、完結しました。12巻まで読みました。
やっぱりLがいた時のほうが、面白かったかな?
(L好きでしたから・・・ニアも好きだけど)
だんだんわかりにくく、理屈っぽくなってきたのが引っかかりますが。
思いっきり理屈でねじ伏せたような謎解きとかね・・・苦笑。

とはいえ、最後まで緊張感のある展開で、面白く読めました。
魅上のエピソード&キラとの関わり方、なんていうのは、結構好きだった。
意外とどんでん返しもなく、最後の最後はこの雑誌の読者層である「少年」にも分かるような終わり方だったのかな???
誰とは言いませんが、往生際が悪いぞ・・・みたいな・・・汗。
ちょっとがくっと・・・;;;

しかし、ラストシーンは結構好きでした。(陳腐かな?)
結局、繰り返すのかな・・・?という。

ニアが、次は何のおもちゃで遊んでいるか?・・・って言うのが、
結構楽しみでした・・・笑。いつも。


「いわゆるA級戦犯」のほうは・・・
「戦争論」などで、いつもよしりんが言っている内容・・・ですね。
「目新しい!」・・・というわけではなかったですが・・・。

やはり、戦争は負けてしまったら、もうおしまいなのかな?
戦後を公平に裁く・・・ということは、果たしてできるのかな?
これも、デスノートじゃないですけれど、何を正義とするか、悪とするか。
それぞれの国に、それぞれの宗教があって、習慣があって、文化があって・・・
どの視線から見たら、それが公平なのか・・・
国連などが、どこまでそういう法を整備できるのか・・・
結局、大国主義で裁かれていくような事が、いつまでも続くのかしらん?
なんか悲観的ですけれど。

パール判事の本も以前読みましたが・・・
無罪判決を出してくれた人がいた・・・というだけでも、救いになるような気がします。

また・・・「戦犯」という言葉。
私、いろいろ引っ掛かりがあって、自分では使えないんですよね。
スポーツとかでも、よく「戦犯は誰だ?」みたいな言い方しますけど・・・
私自身は使えないですね・・・。
「A級戦犯」を客観的に見られないという、バックグラウンドも自分にはありますし・・・
結局、誰かが「戦犯」や「スケープゴート」になって、首を差し出して、
物事を鎮めるしかないのでしょうかねえ・・・。


WCはフランスが勝ちましたね!!
グループリーグの成績からすると、フランスの今のこの好調はすごいですよね!!
決勝はイタリアと。互角のいい勝負が見られそうです・・・が・・・
イタリアの八百長疑惑の第一回目の審議決定は、かなり厳しいものとなっているようです。
ユーベがセリエC、ミラン・フィオ・ラツィオはセリエBへそれぞれ降格・・・。
各種権利&ポイントの剥奪もあります。
それをはねつけるだけの、いい結果を残してもらいたいと思います。
とはいえ、ものすごいセリエAの翳りではありますね・・・
posted by YOSHI-CO at 21:12| ☁| Comment(6) | TrackBack(1) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月22日

「Op.ローズダスト」福井晴敏 (ネタバレあり)

やっと読み終わりました。
長くかかってしまった;;;

「作っていかなきゃ。私たちの新しい言葉・・・。」

「イージス」や「ローレライ」よりも、舞台がお台場ということで、より身近だし、
都市部での危機感や、各省庁の連携のなさ、ご都合主義をシニカルに書いているところは、なんともいいかなと・・・。
(きっとこんな風にああでもない、こうでもないとやっているうちに、
本土に着弾?しそうな感じだ・・・;;;某国のミサイル?!)

ただ、気になるのは、テロに踏み切る動機・・・
これがイマイチ不明瞭だったかな?ということ。
これだけのテロを起こすのに、この動機???う〜〜ん。
もちろん、心情的にはわからないでもないですが・・・
ちょっと理屈っぽいというか、まだらっこしいというか・・・
どうも、ここに引っかかりを感じてしまいました。

相変わらず冴えない中年オヤジ&クールな青年というコンビが出てくるのですが、
これはこれで、ワンパターンでも私は好きなのでOK。
今度はこの青年が、揺れる心を持つ青年だというところが、私は共感を得やすかった。
自分の中で絵になりやすい青年でした。朋希君。

「なにも学ばず、なにも教えず、なんの展望もない未来を押しつけたおれたちが、いまさら彼らにどんな言葉をかけられる」

この台詞は、ちょっと痛い感じがしましたね。
大人になれない大人な自分を大いに反省します・・・。

また堀部三佳に対する、3人の登場人物の愛情の貫き通しかた。
・・・このへんは、今までの福井小説にはあまり描かれなかったようなところだったんじゃないかな?
この三人三様もなかなか面白かったし。
恋愛感情をベースに・・・っていうのは・・・。
三佳の存在自体は、生身の人間・・・というよりもどこか憧憬に近いような感じではあったけれど・・・
女神のような女の子・・・とでも言うのか・・・。

最後のローズダストの場面。
福井さんの頭の中には、この絵がまずありき・・・だったんじゃないかな?
この場面だけでいうと、映画化よりも、アニメ化しそうな感じですね(笑)。

ニンジャやコブラVS留美の戦闘シーンは面白かったです。
やっぱり私、こういうの好きなんだよね・・・苦笑。

でも・・・やっぱり「イージス」は超えなかったかな?・・・私の中では。
posted by YOSHI-CO at 21:29| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月20日

「陽気なギャングが地球を回す」 伊坂幸太郎

ずっと読んでみたかった伊坂幸太郎氏の作品を初めて読みました。
これは映画化もされているもの。
とにかくとてもテンポがよく、痛快です。
しかし、ただ単に面白い・・・というでもなく、
登場人物のキャラクターがものすごく立っていて、魅力的。
風景として、今の時代の問題などもさりげなく、しかし重さを持って現れるし、
そういうものから目をそらさず、向き合っているし。
しかし、常に明るいし。

これには続編があるので、ぜひそちらも読みます。
この登場人物たちに、妙に愛着があります・・・笑。
もう一度彼らに会いたいと思うから・・・!
posted by YOSHI-CO at 20:56| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

「容疑者Xの献身」東野圭吾

東野さんの文章って、本当にどんどん読ませる文章です。美しい。
「白夜行」しかり。

最後に明かされるトリックに、本当にびっくりしました。
そういうことだったのか・・・だからすべて真実!
畳み掛けていくような数学者のトリック。
(最近「数学者」流行ってますよね?!)

数学教師石神の純愛もさることながら、
友人である湯川と石神とのやりとりに、本当に泣けました。
とてもナイーヴな、相手の揺らぎに気づいてしまうのですね。
こういう頭脳明晰さなら大歓迎です・・・(T_T)。

ここまで愛のために自分を犠牲に出来る石神もすごい。
生きていく望み・・・。
それをくれた人だからね・・・。

最後は泣きっぱなしでした。
日本のミステリーの方が面白いんじゃ?
・・・ってやっぱり思ってしまう一冊でした。
posted by YOSHI-CO at 20:42| ☔| Comment(6) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

引っ越してきました!

本格運用は明日からですが・・・
その前に私自身、seesaaのブログに慣れるために、
今までずっとサボってきていた、本のことをちょっと書いておきます。

「速読できない人の本棚」というブログはとっても短命に終わっちゃいますが、あれこれ手を伸ばすよりも、一つにまとめた方が更新しやすいので、こういう形にすることにします。

さて、更新していない間に;;;
ベストセラーの「超バカの壁」「人は見た目が9割」、「上品な人、下品な人」などの新書と、天童荒太「包帯クラブ」、ダン・ブラウン「ダヴィンチ・コード」、里見蘭「小説 ドラゴン桜〜カリスマ教師集結編」、江國香織「東京タワー」辺りを読んでました。
あんまり読んでないですねえ;;;それも軽いのばっかりだし・・・。


この中で好きだったのは「包帯クラブ」だったかな?
天童さんが好き・・・というのもありますが。
今までの天童さんの壮大なスケールのミステリーと比べてしまうと、
あれ?という感じでありますが、
第三者の誰にも言えない傷を、それは傷だと認めてあげる・・・
そして、その傷を負った場所に包帯を巻いて来る・・・
心が洗われる気がしました。
きっと、青空にはためくその白い包帯は、
きれいだったんだろうな・・・とか想像してしまい・・・。
童話のような感じで読みました。


重めの本を読まないと、読む力って落ちるのね・・・
このところひしひしと感じてます。
posted by YOSHI-CO at 16:05| 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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